地方競馬B級予想(2020年~)

地方競馬のB級戦と2歳戦でがんばる

旧6/9記事 2020.06.09 2020年門別2歳戦④ 6月4日ウイナーズチャレンジ1と門別1200m戦について 

最初のウイナーズチャレンジはラジアンエンテイが勝利。
初戦と違い好スタートから2番手につけると直線入り口で突き放し粘り通した。
前重心のパワータイプで追い出しからの加速が早く、条件・展開的にも恵まれた。操作性も高いので距離ももう少しは伸ばせそう。
2着サイダイゲンカイは3番手からスムーズな展開で差を詰めるも届かず2着。跳びが大きく距離伸びてから真価が問われる。
3着以下は完成度に差があり勝負にならず。プラチナステージは馬場が合わなかったが初戦のレベルは高いので湿った馬場で見直しメイストームはスタート大出遅れ。

☆☆☆門別1200m戦について☆☆☆
北海道スプリントのパドックで高倉御大が言ってましたが
「昨年からの門別1200は、ハイペースで流れてもレースタイムが変わらない。そのため、個々の適性のみが問われることになる。」

ちょっと何言ってるか分からない???

一般的なレースでは、ハイペースで流れるとそれだけ全体のレースタイムは速くなります。(人でも馬でも同じ)
もちろん上がりタイムはすべての馬がスローペース時より遅くなるんですが、やはりそこは惰性もついているので全体時計ではハイペースのほうが速くなるのが普通。
しかし門別1200mでは、速く流れればすべての馬のラストがすごく遅くなって、結局同じくらいの時計におさまるらしい。遅く流れれば、帳尻あわせるように上がりが極端に速くなると?
聞いたときは「そんなことあるの?」って感じでしたが、実際、普通のレースなら足りないはずのメイショウアイアンがマテラスカイ(門別初出走で適性不明だった)に勝ってしまいました。また昨年から明らかに1200m戦では直線で前がバッタリ止まって後続が一気に差し切るパターンが増えています。

上記を信じるならば、門別1200mは、ペース・脚質にとらわれず個々の馬の持ちタイムを比較すると当たるということに。
信じるか信じないか、いずれにしても検証の価値はありそうです。