地方競馬B級予想(2020年~)

地方競馬のB級戦と2歳戦でがんばる

6月14日 高知優駿予想

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​​​今日は特別編で第48回高知優駿の見解も。(佐賀の予想はひとつ前の記事)

3年前から交流になった高知優駿。 南関からアンダーザスター、兵庫からゼットシェーン、佐賀からエアーポケット田中純こっちにいた)が参戦。

まずは他地区組から。

☆南関からの参戦は2年前、コスモバレット東京ダービーTR3着)が参戦し2着アンダーザスター東京ダービーTR4着で同程度と見込む

☆兵庫からは昨年、アイオブザタイガー兵庫ダービー8着、菊水賞7着)が2着リリコのじぎく賞3着)が3着ゼットシェーン菊水賞9着だがA級勝ちもありやはり同程度か。

☆最もつながりの深い佐賀からは交流初年度にスーパーマックス九州ダービー馬)が道中失速した上に故障馬に接触して落馬、2年前はスーパージェット九州ダービー馬)が勝利、昨年はスーパージンガ九州ダービー馬)が5着、と当たり外れがでかい(ほかにも参戦しているが勝負になっていないので割愛)。エアーポケット九州ダービー2着では格で劣る。さらに凡走2頭は佐賀皐月賞九州ダービーを走っており、そこからの連闘がきついと考えると同ローテのエアーはさらに割引

 

迎え撃つ高知勢だが、今年のポイントは高知競馬の賞金が大幅増額されたこと(このレースは500万→700万)。そのため転入馬のレベルが全体的に高い

大将格はレインズパワー。金の鞍賞、黒潮皐月賞の王道重賞を制し、距離は長い方がよさそうなレース振りでもちろん最右翼。ただ父ヘニーヒューズだけに実はマイルが限界でしたってオチがあるかも。

前哨戦・山桃特別を制したのがマイネルヘルツアス。主戦・倉兼がレインズパワー騎乗で乗り替わりも、西川ならば文句なし古馬との対戦はないが、前走1800m戦がとにかく圧勝

2着になったユニバーサルタイムは西川から乗り替わって多田。常識的には勝負気配は薄いが若者の大胆な騎乗が見たいところ。

その山桃特別でやらかしたのが、高知3歳勢の2番手と目されていたリワードアヴァロン。距離は短いほうがよさそうで控える競馬を試していたが前走は暴走気味のペースでレースごと破壊。主戦・永森に戻るがどこまで。

穴で狙って面白いのはフルゴリラ。転入当初はスピードに任せた短距離馬という印象だったが、宮川の教育によってか徐々にレースぶりが良化。血統自体は距離は長いほうがいいタイプで​一発食い込みの可能性十分。

距離の面では門別時代に1700mのオープンを勝っているフリタイム。高知重賞では掲示板レベルを維持しており、古馬混合C2までは制している。このタイプはあなどれず、大舞台に強い馬主(レインズパワーと同じ)でもあり、狙うのもあり。

 

結論:良馬場ならばレインズパワー軽視の可能性も考えていたが梅雨入りによって不良馬場がほぼ確定。今年は高知組のレベルが高いと決めつけて5,8,9,12ボックス! ​​​